会長からのご挨拶 「新型コロナウィールス禍をのりこえて」 令和2年9月

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 今年の夏はコロナ禍の中で今までとは違った生活を余儀なくされましたが、皆様には如何お過ごしでしたでしょうか。
桜友会活動を2月中旬の理事会に於いて暫く中断をすることを決め、本部関係は無論、支部関係も開催を見送って頂いておりますが、この状況は本年一杯継続しなければならないと判断し、既にご案内しました通り、秋のゴルフ大会、10月中旬の旅行会、年末恒例のチャリティービンゴ大会なども旅行会社や、当概ホテルの了解を得て中止とさせて頂きました。中止に伴い、毎年行っている社会貢献(寄付金の授与)はオール学習院の中止に伴う収益も得られなかった事もあり残念ながら出来ません。

各委員会では来るべき再開を目指し、新たに社員に選任された10名の方を加えて、少人数での委員会の開催、Zoomによる会議を開催して検討を進めています。
この中で、月例会については関係者のご尽力により過去に実施した月例会の講演ビデオ映像をYouTubeで希望する会員に配信していますので是非ご覧下さい。

なお、9月15日に開催した理事会は歴史上はじめて約半数の理事の出席と残りの理事には自宅にてZoomによる参加として開催しましたが、参加者のご協力により混乱なく審議を行う事が出来ました。事務局関係者のご尽力にも感謝致します。

さて、本年9月末をもって任期が終了する内藤政武院長の後任を選出するため、6月に次期院長の選挙委員会が設けられ、意思表示の確認の結果、耀専務理事と福井元大学長のお二人が立候補され、桜友会、父母会と有識者、協力者は耀候補を、教職員代表は福井候補を候補者として推薦、候補者が確定しました。7月22日に評議員による選挙が行われた結果、耀候補44票、福井候補16票、無効票1票となり、耀候補が次期院長に決定されました。
耀英一次期院長は桜友会副会長をお勤めになり、その後学習院監事に就任され、内藤院長ご就任に伴い常務理事、専務理事として総合企画部門、施設部門と中等初等教育をご担当されました。桜友会役員から院長に就任されたのは島津元院長以来で有り、今後母校学習院をこれまでのご経験をもとに統率して行かれる耀新院長を全面的にサポートして行きたいと思います。

皆様には既にご承知の通り来年5月に桜友会は設立100周年を迎え、6月には式典などを予定して居ります。
会員の皆様共々お祝いするとともに、更なる飛躍を目指して体制を整えたいと思っています。
会員諸氏のご協力をお願いするとともに、新型コロナウィールス過を乗り越えて本年度中には諸行事が再開できるようになり、皆様とお目に掛かれる日が来ます事を切望致して居ります。
2020/09/25

学習院桜友会会長 東園基政(ひがしそのもとまさ)

(昭和36年学習院大学理学部物理学科卒)