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第14回 佛教桜友会総会報告

日にち:平成30年4月26日(木)
場 所:宮城県仙台市・名取市および仙台勝山館
 
当会は会員数90名余、創立14年目を迎える伝統仏教教団に僧籍を有する卒業生で構成する職域桜友会です。本年は、4月26日に仙台にて研修および総会・懇親会を開催し、19名の参加がありました。
仙台に在する浄土宗愚鈍院 中村瑞貴師(昭57大文哲)のご案内にて、仙台市若林区荒浜や名取市閖上にて東日本大震災からの復興を視察し、慰霊碑前にて読経供養を修しました。その後仙台市の進める復興事業および減災に対する政策を学ぶため、津波避難ビルなどを見学いたしました。寺院は災害時の避難所など防災の拠点になりうるため、被災の経験を踏まえた防災・減災事業を拝見しながら、熱心に市職員の方のご説明に耳を傾けました。
続いて仙台・勝山館にて行われた総会・懇親会では、鈴木海光会長(昭44大経済)、北河原公敬師(昭37高男)の挨拶に始まり、初めて総会にご出席いただいた林 英道師(昭49大文仏)、林田徹順師(平26大文哲)、染山教大師(平29院数)、木内玄識師(平26大文心)が紹介されました。中締めに戸田一誠前会長(昭41大法法)より、東日本大震災を忘れることなく供養を続け、復興を見守ることが肝要であるとお話いただきました。
晴天に恵まれ芽吹いた青葉が瑞々しく輝く杜の都仙台で旧交を温めることができました。
また翌日、東大寺長老猊下 北河原公敬師(昭37高男)のご招待にて、希望者は東日本大震災復興祈念特別展「東大寺と東北-復興を支えた人々の祈り」(東北歴史博物館)の内覧会に参加する機会を得ました。

文責 並木泰淳(平17大法法)