会長からの新年のご挨拶 「設立100周年の年、新型コロナウィールス禍をのりこえて一層の飛躍を」令和3年1月

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会員の皆様にはご家族ともどもお健やかに新年をお迎えになられた事とお慶び申し上げます。

昨年はコロナ禍の中で今までとは違った生活を余儀なくされましたが、皆様には如何お過ごしでしたでしょうか。
桜友会活動は昨年2月中旬の理事会に於いて暫く中断をすることを決め、本部関係は無論、支部関係にも各種の会合開催を見送って頂いており、桜友会活動の大きな柱である親睦行事、母校支援活動がほとんど出来ないまま終了してしまいました。

この中に於いて、各委員会においても来るべき再開を目指し、新たに社員に選任された方々も加えて、少人数での委員会の開催、Zoomによる会議を開催して検討を進めて頂いています。
特に、母校支援の一つである面接対策セミナーは関係者のご努力により遠隔会議方式により大学、女子大学の対象者に支援をする事が出来ました。希望の企業に就職が出来る事を祈っています。
加えて、輔仁会の各運動部においても、校内で練習ができない等不自由を余儀なくされていますが、これに対し各部の桜友会会員は物心両面での支援を行って頂いていると承知しています。当会の活動目的を実行して頂いていると思い、ここに御礼申し上げます。
更に、月例会に付いては過去に実施した講演のビデオ映像をYou Tubeで希望する会員に配信し、親睦の一助として頂き会員の皆様にお喜び頂きました。

一方、9月、11月に開催した理事会は歴史上はじめて、約半数の理事の出席と残りの理事には自宅にてZoomによる参加として開催しましたが、参加者のご協力並びに事務局関係者のご尽力により混乱なく審議を行い会務の遂行が出来ました。

コロナの収束までは感染防止の観点よりこの様な状況を継続せざるを得ないと思われます。
ご承知の如く本年5月に桜友会は設立100周年を迎えます。6月に記念式典などを予定して居り、会員の皆様共々お祝い出来ます事を祈念致して居ります。(詳細についてはお手元に届いている「桜友会報117号」をご参照下さい)

又、100周年記念行事後に予定している年次総会においては更なる飛躍を目指して体制を整えるとともに、昨年9月にご就任になられた耀院長をはじめとする院の新体制を物心両面でサポートして行きたいと思います。

新型コロナウィールスの終息を祈るとともに、皆さま共々この難局を乗り越えて本年の早い時期に諸行事が再開でき、皆様とお目に掛かれる日が来ます事を切望致して居ります。

 
令和3年1月

学習院桜友会会長 東園基政(ひがしそのもとまさ)

(昭和36年学習院大学理学部物理学科卒)