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退任ご挨拶 桜友会名誉会長 内藤賴誼 

president0.jpgお世話になりました

5月28日の桜友会定時総会をもって、私は会長を退任いたしました。

2007年に亀井先輩の後を継いでから8年間、務めることができましたのは、桜友会役員各位をはじめ会員皆様のご支援の賜物であります。本当にお世話になりました。
あらためて心からの御礼を申し上げます。

この間に桜友会は任意団体から一般社団法人へと脱皮し、会員数の増加と相まって、全国にわたる様々な催しが一段と活況を呈してきました。各地域桜友会の方々のたゆまぬご努力に敬意を表しますとともに、卒業生のネットワークのさらなる拡大・強化を目指して一層のご尽力を願ってやみません。

母校への支援についても、面接対策セミナーが文字通り全学あげての行事として定着してきたのをはじめ、輔仁会各部の課外活動の表彰など、在校生との関係も深まりつつあります。とくに来年度以降は国際関係学部の発足に合わせて、内藤政武院長が提唱しておられる「勢いのある学習院」をどのように具体化していくかが課題となります。一貫性教育の長所を生かす工夫も必要ですし、また地方の大学受験生を対象にした給付型奨学金制度の開設など、物心両面での母校支援を一段と強化していく必要があります。

さらに課題をあげると、桜友会の懸案である若返りと女性のリーダーを増やすことはまだまだ道半ばの感があります。学習院大学と女子大学を併せると卒業生の過半は女性なのですから、役員の多数を女性が占めても不思議ではないはずです。

東園新会長のもとで、これらの課題への取り組みを含めて、桜友会がしっかりした足取りで前進していくことを確信しております。

最後に「学習院らしさ」とは、母校の歴史・伝統の継承者であることを各人が自覚することだ、と記して、退任のご挨拶といたします。

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