




演題:「霞会館記念学習院ミュージアムのご紹介」
講師: 長佐古 美奈子 氏 (昭59史) / 霞会館記念学習院ミュージアム学芸員
今回は、昭和50年学習院大学内に開館した“学習院大学資料館”が、令和7年春に
“霞会館記念学習院ミュージアム”としてリニューアルした内容について
講演をいただきました。
講演の最後に講師の著書“ボンボニエールと近代皇室文化”(えにし書房)が、
講師と参加者全員によるジャンケン大会で、勝者に贈呈されました。
講演の内容は
① 学習院の歴史
② 霞会館記念学習院ミュージアム 開設の経緯
③ “霞会館記念学習院ミュージアム開館記念特別展”展示内容
ⅰ章 芸術のパトロネージュ(絵画・工芸・芸術)
ⅱ章 伝統文化のパトロネージュ(伝来・文化・儀礼)
④ 今後の展覧会の予定(詳細はご確認ください)
・6月23日~8月2日
学習院コレクション 芸術と文化のパトロネージュⅡ
・10月11日~11月22日
貞明皇后と華族(霞会館共催展)
1984 年(昭和 59 年) 文学部史学科卒業
日本近現代史(皇族・華族史)。歴史史料と美術作品・モノ資料の双方から歴史を読み解く手法で皇室・華族の歴史像を構築する。展覧会の企画・監修、関連論文多数。
主な著作に『ボンボニエールと近代皇室文化―掌上の雅』(えにし書房、2015)、
『〈改訂新版〉ボンボニエールと近代皇室文化―掌上の雅』(えにし書房、2025)、
『華族画報』(吉川弘文館、2011)、
編書に『絵葉書で読み解く大正時代』(彩流社)、
『写真集 大正の記憶―学習院大学所蔵写真』、『写真集 近代皇族の記憶― 山階宮家三代』、
『写真集 明治の記憶― 学習院大学所蔵写真 』(いずれも吉川弘文館)、
『華ひらく皇室文化― 明治宮廷を彩る技と美』(青幻社)、
『学習院コレクション 芸術と伝統文化のパトロネージュ』(世界文化社)、その他、「日本のボンボニエール十選」(日経新聞、2019.04~05)
「ボンボニエールの物語」(https://tsumugu.yomiuri.co.jp/、2019.08~2021.07)などがある。