会長からのご挨拶 「創立100周年記念式典に向けて」 令和3年9月

President_higashisono1.jpg

今年の夏も昨年に引き続きコロナ禍の中で今までとは違った生活を余儀なくされましたが、皆様には如何お過ごしでしたでしょうか。

この間には、2020東京オリンピック、パラリンピックが開催され我が国選手の活躍をテレビ中継で観戦する事が出来ました。今回も日本の選手が活躍し、素晴らしい成績を残してくれましたが、中でも若い選手がスケートボードなどの新種目で活躍して金メダルを獲得するなどの素晴らしい結果を残し、今までの価値観だけでは取り残されると感じた次第です。一方、パラリンピックでは、パラ柔道に卒業生で学習院職員の永井崇匡君が男子73Kgクラスに出場し果敢に準々決勝まで戦いましたが、残念ながら3位決定戦には進めませんでした。次回の活躍を期待したいと思います。

さて、ご承知の如く桜友会活動を昨年2月中旬の理事会に於いて暫く中断をすることを決め、本部関係は無論、支部関係も開催を見送って頂いておりますが、この状況は残念ながら本年一杯は継続しなければならないと判断し、既にご案内しました通り、秋のゴルフ大会、10月中旬の旅行会、年末恒例のチャリティービンゴ大会なども中止とさせて頂きました。
各委員会では来るべき再開を目指し、新たに社員に選任された約10名の方を加えて、少人数での委員会の開催、Zoomによる会議を開催して検討を進めています。
この中で、月例会については関係者のご尽力により過去に実施した月例会の講演ビデオ映像や新たに収録した講演をYouTubeで希望する会員に配信していますので是非ご覧下さい。

皆様には既にご承知の通り本年5月に桜友会は設立100周年を迎えましたが、コロナの感染状況、会場の都合などを考慮し11月に記念式典を目白の百年記念会館正堂で、又、これに先立ち記念コンサートを10月17日にサントリーホールで開催予定して居り、両行事が無事に開催できます事を願って居ります。
なお、コロナ感染防止のため、座席数を大幅に削減して居ります関係上、限られた方のご参加しかいただけませんが、会員の皆様共々お祝いするとともに、更なる飛躍を目指して体制を整えたいと思っています。

会員諸氏のご理解とご協力をお願いするとともに、ワクチン接種などの対応が進み新型コロナウィールス禍を乗り越えて諸行事が再開でき、皆様とお目に掛かれる日が来ます事を切望致して居ります。

 
令和3年9月1日
 

学習院桜友会会長 東園基政(ひがしそのもとまさ)

(昭和36年学習院大学理学部物理学科卒)