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「日韓 絃の響き~箏と伽倻琴の対話」のご案内 慶野 由利子~ (昭47女中)

1963年初等科入学、1969年女子中等科入学(さやか会)の、慶野(旧姓=夏目)由利子と申します。

このたび、箏演奏家の片岡リサさんより委嘱をいただき、箏+伽倻琴+二十五絃伽倻琴+杖鼓のための作品を書き下ろしました。

伽倻琴(カヤグム)は韓国・朝鮮の伝統楽器のコトで、12本の絃を持っています。

その伽倻琴が進化した現代版が二十五絃伽倻琴です。

杖鼓(チャンゴ)は伝統的な伽倻琴演奏の際に伴奏楽器として用いられる鼓形をした太鼓です。

ご自身が箏演奏家として活躍しつつアジア諸国のコトについて研究する片岡リサさんが、研究活動の一環として、3人の演奏家を韓国から招いて公演を行うに際し、コンサートのフィナーレを飾る、出演者全員で演奏できる曲を、と、私にお話を下さいました。

「遊び」を表す韓国語の「ノリ」には、人が集まってうたったり、おどったり、それを聞いたり見たりして楽しむ意味も含まれるそうです。

日本の「絃」と韓国・朝鮮の「絃」とが、出逢って一緒に楽しんでいるイメージで、作品には「絃遊」と名付け、それぞれの楽器の伝統的な手法を活かして、それぞれの魅力を引き出してみたつもりです。

片岡リサさんはもちろんのこと、韓国の3人の演奏家の方々も、それぞれ輝かしい経歴の持ち主ばかりですので、このような機会をいただけて、とても光栄に思っております。

この4人の手から「絃遊」が紡ぎ出され音になる瞬間に、ご一緒に立ち会っていただけたら幸いです。

皆様のご来場をお待ち申し上げております。

慶野 由利子

≪東京公演≫

[日時] 5月29日(水)18:30開場/19:00開演

[会場] ヤマハホール(銀座)http://www.yamaha.co.jp/yamahaginza/access/index.html

[チケットお申込]

e+ http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002097693P0050001P006001P0030001

 

≪大阪公演≫

[日時] 5月30日(木)18:30開場/19:00開演

[会場] ザ・フェニックスホール(梅田)http://phoenixhall.jp/access.html

[チケットお申込]

e+ http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002097693P0050001P006001P0030002

 

↓以下の情報は、両日共通です↓

[入場料] 3,000円(全席自由席)

[出演者] 片岡リサ(箏・歌・ナビゲーター)、張恵淑(伽倻琴)、張景媄(二十五絃伽倻琴)、金容湖(杖鼓)

[曲目] 伽倻琴散調(古典様式の即興曲)、トラジ(民謡)、みだれ(八橋検校)、秋の流れ(宮城道雄)、数え唄変奏曲(宮城道雄)、ブランコ(尹伊桑)、絃遊(慶野由利子・委嘱初演)

[お問合せ] (株)ミリオンコンサート協会Tel.03-3501-5638

 

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