会長からのご挨拶 ~オール学習院の集いを終えて 平成30年4月

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今年は桜の開花が早く、目白、戸山の両キャンパスともほぼ満開の桜の下で卒業式シーズンが巡ってきました。

3月19日に女子大学の卒業式、謝恩祝賀会、20日には大学の卒業式、22日は女子中・高等科の卒業式と大学の謝恩祝賀会が開催され、又23日には高等科の卒業式、謝恩会に卒業生を代表して出席致し祝意を表しました。

大学の2回の卒業式には今年も30,40,50、60周年の桜友会員が招待され2階席から式場を見守りました。

桜友会長として式典で祝辞を述べる機会を頂きましたので、母校への愛情、お世話になった方々への感謝の気持ち持ち続けて欲しいこと、そして社会人の心得をお話し、桜友会への参加を歓迎する事をお伝えしました。

今年の卒業生は大学が約1,800人、女子大学は約400人で正会員として仲間に加わります。当面は新しい環境に慣れるために余裕はないと思われますが、近い将来には桜友会の活動に参画して若い力と新たな感覚で活躍してくれることを期待しています。
中・高等科、女子中・高等科の卒業式にも出席しましたが、女子中・高等科の卒業式は新築された戸山の総合体育館で開催され新鮮な雰囲気に包まれて卒業生を送りだせました。

好天に恵まれた3月30日満開の桜の下、程ヶ谷カントリークラブでの会長杯ゴルフ大会を最後にH29年度の行事がすべて終了し、校内の桜が満開を過ぎた4月3日に大学、4日には女子大学の入学式が開催され式典に出席致しました。

大学の入学式は3回に分けて挙行され、入学生は合計凡そ2,100人でそれぞれの式場は一階席がほぼ埋まる状態でした。今年の大学受験生数は昨年をさらに上回り競争倍率も高く、優秀な学生が入学し「勢いのある学習院」を力づける事になりました。
一方、女子大学の入学式は戸山キャンパスのやわらぎホールで開催されました。

入学式の後に行われた父母保証人会に於いて桜友会の活動に付いて紹介とお願いをしました。この中で、学習院は教職員、父母保証人と卒業生の3団体で経営に当たっており、学校に対して物心両面で支援をしている事、入り口から出口まで卒業生が面倒を見ていること、又部活動に入会し、先輩やOB,OGとのなどとのお付き合いを通じ教室では学べない礼儀作法、長幼の序、フェアプレーの精神等を身に付けさて欲しい、この事は将来の就職活動にも役立つことをお話しました。

4月7日には中・高等科の入学式には一條中・高桜友会長と共に列席、又、4月8日の女子中・高等科の入学式は卒業生でもある楢原副会長に出席して頂きました。

4月6日には大学新入生サポートセミナーが西5号館で開催され、岩田公雄氏の司会、5人のパネラーの体験とサジェッションを大勢の新入生が熱心に聞き入っていました。

14日は全国支部長会議、そして4月15日には「オール学習院の集い」が開催され桜友会は共催団体の一員として様々な催事で活躍しました。天候が危ぶまれましたが、幸い開会式には雨が上がり、殆どの行事が予定通り開催され、開会式において、課外活動優秀2団体を表彰とチャリティーラッフル寄付金の贈呈を行いました。

今年は、福島桜友会のご協力によりフラダンス甲子園大会で優勝した福島県立好間高等学校の女子高校生がその華麗なパフォーマンスを披露して花を添えてくれました。

新年度においても数々の行事を予定しております。
会員の皆様もこれからの行事に是非参加され旧交を温めて頂くと共に、活動目的である物心両面での母校学習院への支援、会員相互の親睦、社会への貢献を更に深化させて頂きたいと思います。

2018/04/17

桜友会会長 東園基政(ひがしそのもとまさ)

(昭和36年学習院大学理学部物理学科卒)