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悪女のゆめ-十返舎一九 あすなろ道中事件帖 (双葉文庫)

重田貞一(のちの十返舎一九)は、堺の家も妻子も捨て去り、戯作者として名を立てるべく、江戸でひとり悪戦苦闘の日々を送っていた。そこへ北町奉行・小田切土佐守から探索への協力を求められる。土佐守にはかつて世話になっており、貞一はあてがわれた岡っ引の岩徳としぶしぶ江戸を廻る。すると、そもそもその岩徳自身が怪しさ満点で、羽振りのよさと、娘だという若い女との同居に勘ぐりを入れる貞一だったが……。新人ながら才走った著者による、初の書き下ろし時代シリーズ始動!

著者 : 木村忠啓(キムラチュウケイ)
1961年、東京都新宿区生まれ。1986年、学習院大学経済学部経済学科卒業。2016年、「堀に吹く風」(単行本刊行時に『慶応三年の水練侍』と改題)で第8回「朝日時代小説大賞」を受賞。他の著書に『ぼくせん 幕末相撲異聞』がある。
発売日:2018年8月7日
定価:本体630円 + 税
判型:A6判
ISBN 978-4-575-66904-6
http://alert.shop-bell.com/books/author/31816/

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