第329回月例会報告 野村万之丞氏「狂言の魅力と現代でのあり方」~のコピー
「狂言の魅力と現代でのあり方」
講師:野村 万之丞氏
狂言師
略歴:1996年生まれ。
2019年 文学部日本語日本文学科卒業。
九世野村万蔵(まんぞう)の長男。祖父の野村萬(まん)(人間国宝)及び父万蔵に師事。
2017年 六世万之丞を襲名。本名虎之介。
3歳の時「靭猿(うつぼざる)」にて初舞台。これまで「三番叟(さんばそう)」「釣狐(つりぎつね)」
「金岡(かなおか)」「花子(はなご)」など大曲を披(ひら)く(初演する)。
全国各地にて小中高生向けの狂言鑑賞教室やワークショップも積極的に行うほか、海外公演にも数多く参加。
2018年 NHK大河ドラマ「西郷どん」に明治天皇役で出演するなど幅広く活動。
2023年から、若者向け「ふらっと狂言会」を企画・主催する。
専門学校舞台芸術学院講師、桜美林大学講師。能楽協会会員。
講演内容:
① 狂言とは
起源は室町時代。狂言は一言で言うと“室町時代のコント・コメディ劇”。
狂言は笑って楽しむ喜劇。笑いにフォーカスを当てた“人間賛歌”。
② 狂言の演じ方
何もないところで、身体一つで演じる。能は“歴史上の人物”、狂言は“このあたりの人物”。
一般の庶民。文化は形を変えて心を伝える。
狂言の歩き方・面(おもて)・衣装・扇の使い方等を能と比較しながら説明。
能は9割がお面をつける、狂言は9割が素顔。
③ 狂言がどう現代に受け入れられるか
若者の狂言に対する見方は、料金が高い、厳かさになじめない。狂言を身近に感じられる工夫を実践。
若者向け料金設定、会場をテーマパークに。お客様にどう歩み寄るかの工夫。
④ その他(公演会・稽古場のご案内。ご参加お待ちしています)
公演会のご案内添付:“ふらっと狂言会”・“萬狂言 春公演”
稽古場のご案内添付:“野村万蔵家の稽古場案内”

講演する野村氏

衣装の説明1

衣装の説明2

面の説明1

面の説明2

扇使い方説明