書名:起死回生の数学的発想
著者:吉沢光男(50数)
著者が、前書きで「数学以前の問題として重要な"ものの見方と考え方"についてできるだけ数式を使わずに楽しく表現した」と語っているとおり「くじ引きとジャンケン、どちらが公平か」「偏差値の限界」など、数学的な課題を平易に解説しており、エッセイとして読める内容になっている。
(扶桑社 1,300円 B5版195頁)
書名:日本の子供にどう英語を教えるか
著者:法師人辰娘(61米)・ 坂本姫子(大阪・常盤短大講師)共著
イナイイナイバーの遊びから始まって、お店やさんごっこ、ボール遊びなど、体を使った遊びと歌で子供と一緒に遊びながら「使える英語」を身につけさせる。
イラストを入れ読みやすい内容になっている。
(はまの出版 1,500円 B5版254頁)
書名:季の彩り(ときのいろどり)
著者:ぴんしゃん会同人
学習院写真部OB有志(代表・水谷晴彦・30経)8人のカメラマニアが同人結成15周年を記念した作品集・四季折々の自然との対話をレンズにとらえた「必見の書」
(光村印刷KK 1,000円 B5変形48頁)
書名:夢を語る役者たち
著者:構溝幸子(31政)
月刊誌「演劇界」に平成6年から約4年間連載した"ニュース性のある役者さんのインタビュー"にその後の歩みを加えてまとめたもの。大病を克服して15代目を襲名した片岡孝夫を筆頭に歌舞伎役者を中心にとりあげ、文化功労者に選ばれた永山武臣松竹会長(20高卒)の"歌舞伎は日本の宝"の言葉で終わる。33人の素顔を30年余演劇記者一筋に歩んだ著者が浮き彫りにする。
(演劇出版社 2,200円 税別 B5版 284頁)
書名:フランス悲劇女優の誕生 パリ 宮廷の華
著者:戸張規子(34仏)
悲劇女優の幕開けを告げたデュ・バルク、ラシーヌ悲劇を初演してその地位を確立したシャンメレ、伝統を後世に伝えたルクヴルール、この3人の女優の生きざまを通してフランス悲劇の流れと時代背景を現地で手に入れた資料を駆使して展開する。
(人文書院 2,100円 税別 B5版 229頁)
書名:東京12チャンネルの挑戦
著者:金子明雄(34経)
「私の母は幼稚園を経営していた、根っからの教育者である。大学で2年間留学し遊んでいた私は不肖の息子だった」と言う著者が東映ニューフェイス、TBSを経て「12チャンネル」(現在のテレビ東京)に入り同局の草創期から今日まで現場で活躍した時代を回顧した生気あふれる手記。
(三一書房 1,900円 税別 B5版 239頁)
書名:はじめての真空技術
著者:橋爪寛行(31物)・ 飯島徹穂(工博)との共著
真空を作るために必要な容器材料などについて、短時間に学べるように配慮した技術書。 橋爪氏はこの他97年出版の機械用語大辞典(日刊工業新聞社)でも執筆を勤めている。
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