会長からの新年のご挨拶「設立101年を迎え新たな一歩を “前へ。次へ。その先へ。”」令和4年1月

会員の皆様にはご家族ともどもお健やかに新年をお迎えになられた事とお慶び申し上げます。
昨年もコロナ禍の中で今までとは違った生活を余儀なくされましたが、皆様には如何お過ごしでしたでしょうか。

桜友会活動は一昨年2月中旬の理事会に於いて暫く中断をすることを決め、本部関係は無論、支部関係にも各種の会合開催を見送って頂いており、桜友会活動の大きな柱である親睦行事、母校支援活動がほとんど出来ないまま終了してしまいました。

設立100周年を迎えた桜友会は、昨年10月17日にチャリティーコンサートを開催し、約1000名のご参加を得てその収益金を日本赤十字社に寄贈し、活動目標の一つである社会貢献が出来ました。
又、11月14日には凡そ500名の関係者のご出席を得て目白キャンパス正堂に於いて記念式典を挙行し、天皇陛下よりビデオによるお言葉を頂き会場の皆様にお聞き頂けたことは誠に光栄でありました。
式典に於いて、長年に亘り桜友会活動にご尽力頂いた内藤名誉会長をはじめ数名の方々を顕彰させて頂きました。又、設立100周年を記念し各団体名を入れた桜友会旗を193の団体に寄贈しましたが、今後の集会に使用して、団結と母校、後輩への支援を深めて頂ければと願って居ります。
設立100周年の事業は記念誌の編纂発行、桜友報記念号発刊などが本年も続けられますがこの様な状況に於いて、両主要行事が無事に挙行できた事は、黒川副会長をはじめ担当実行委員各位のご尽力の賜物と改めて感謝致します。

さて、101年目に入った桜友会の諸活動は、新型コロナウィールス感染症の状況を見極めながら可能な範囲で懇親を深められるように、又、母校支援などの活動に付いても物心両面での支援を行いたいと思います。
月例会においては講演のビデオ映像をYou Tubeで希望する会員に配信しお喜び頂きましたので、暫く続けることに致しますが、早い機会に本来の親睦のあるべき姿での再開が出来ます事を願っています。

なお、本年春の学習院桜友会100周年記念ゴルフ大会をオリンピック東京大会で使用された霞ヶ関カンツリー倶楽部で開催すべく準備を進めておりますので今後のご案内にご注目下さい。
各支部に於かれましても、年次総会などを計画されておられますので、新型コロナウィールスの終息を祈るとともにこの難局を乗り越えて、本年の早い時期には諸行事が再開でき、皆様とお目に掛かれる日が来ます事を切望致して新春のご挨拶と致します。

 
令和4年1月

学習院桜友会会長 東園基政(ひがしそのもとまさ)

(昭和36年学習院大学理学部物理学科卒)