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硬式野球部が優勝記念会
東都大学野球一部リーグ優勝50周年 平成20年11月23日、目白・輔仁会館にて ![]() |
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昭和33年の東都大学一部リーグ戦はまれにみる混戦状態で、学習院大学、中央大学、日本大学が三つ巴の優勝決定戦にもつれ込んだ。しかも、2回の決定戦を消化した時点でも優勝が決まらず、3回目の決定戦にまでなだれ込んだ。球場もリーグ戦の本拠地である神宮球場が使えず、急遽駒沢球場が最終決着の場となった。
そして、ついに学習院大学が優勝する。11月24日のこと。 |
![]() 主将・田辺隆二氏 |
![]() 勝利投手・根立光夫氏 |
![]() センター・北田次平氏 |
平成20年11月23日の夕刻、輔仁会館1階の学生食堂は異様な空気に包まれていた。50年前の優勝を記念する会がはじまろうとしている。優勝チームの主将でショートの田辺隆二氏(昭34経)、勝利投手となった副主将の根立光夫氏(昭34政)、ウイニングボールをキャッチしたセンターの北田次平氏(昭35経)ほか、優勝チームをきたえた先輩で、当時の一部昇格の原動力となった絶対的エース草刈廣氏(昭31政)ら、学習院大学の野球を語るときに欠かせない往年の名選手が集合していたのだ。さらに、3度にわたる優勝決定戦を戦った相手である日本大学の主将・日置良一氏や専修大学のスラッガーで、のちに広島カープで活躍した興津達雄氏もいる。学外のマスコミもカメラやメモ帳をかかえてスタンバイしている。 |