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会長所感 在校生との結びつきを強めよう
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![]() 桜友会長 内藤ョ誼(昭29高) |
平成19年5月24日の桜友会総会で亀井泓先輩の後を継いで会長に選任されてから、はや半年、瞬く間に過ぎたように感じられます。亀井会長ご在任の5年間、桜友会の活動が目覚しく強化されたことは、ここに繰り返すまでもありません。私は前会長の敷かれた路線を継承し、さらに発展させていくことを基本に、会の運営に当たっていきたいと考えております。これまで新米の会長を支えてくださった会員各位に、この場を借りて厚く御礼申し上げますとともに、これからもさらなるご協力をお願いいたします。 |
文学部史学科の福井憲彦教授が永田良昭氏に代わり、 平成19年11月11日付で学習院大学の第11代学長に就任した。 | |
![]() 福井憲彦学長 |
福井憲彦(ふくい・のりひこ) |
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安倍能成氏が師事した 夏目漱石と学習院 生誕140年の平成19年に様々な記念企画が! 平成19年(2007)は学習院が開校した明治10年(1877)から数えて130年。 戦後の新学習院誕生の昭和22年(1947)からは60年。 そして、新学習院の院長、初代大学長だった安倍能成氏が師事した夏目漱石が生まれた慶応3年(1867)からは140年である。 | |
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江戸東京博物館・東北大学編の公式ガイドブック。特別展は平成19年9月26日〜11月18日に開催された。また、生誕地である新宿区の「新宿歴史博物館」でも、11月3日〜12月16日に特別展「夏目漱石と新宿の文学者たち」が開催されていた。平成20年度より漱石の孫に当たる夏目房之介氏が学習院大学大学院人文科学研究科で教鞭をとる予定 |
夏目漱石は慶応3年(1867)江戸牛込馬場下生まれ。翌年が明治維新なので明治の年号と同じ年齢で年を重ね、大正5年(1916)に49歳で亡くなった。ちなみに誕生地(現・新宿区喜久井町)には生誕100年を記念して建てられた石碑があるが、碑文は第18代学習院長で初代学習院大学長だった安倍能成氏の筆によるもの。氏は東京帝国大学時代に漱石の教えを受けて以来、小宮豊隆、阿部次郎、森田草平各氏とともに四天王といわれた、門下生の中心人物だった。 |