平成14年12月1日発行第81号より抜粋

ご挨拶        桜友会会長 亀井 泓

学習院と桜友会
・・・学習院長に就任して・・・学習院長 田島義博

東カラコルム大紀行

<会員トピックス>  中国との文化交流

新刊紹介

目白キャンパスの西門新装なる
  目白駅も綺麗になりました


ご 挨 拶
桜友会会長 亀井 泓

 五月の総会で桜友会会長を仰せつかり、任の重さをひしひしと感じておりますが、非力ながら精一杯努めて参りたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
 桜友会が他の学校の同窓会と全く違う点が3つあります。その第一は、会員に皇族の方々を戴き、日頃色々な面で多大のお力添えを賜っていること。第二は、旧制(宮内省時代)と新制(私立学校時代)、さらには幼稚園から大学まで、時と処の区別なく、桜の徽章の下で学んだ者が等しく一つの同窓会を作っていること。そして第三には、母校の運営に積極的に関与し、伝統を守り育て、より良い学習院を創るために協力していることであります。
 これ等はまさに桜友会の特色であり、桜友会を考える時に忘れてはならない原点であろうと存じます。

 今や桜友会の会員は九万五千人を数えておりますが、なお当分の間、年々二千五百人の規模で増え続けます。年毎の会員の増加と、全国ネットの拡大というこの2つの事実の中に、実は桜友会の強みと課題が同居しております。世帯が大きく、拡がったということ自体は大変結構なことではありますが、ただ大きいだけでは何の意味もなく、それが活き活きと機能してこそ初めて価値があるのは申すまでもありません。この大きくなった世帯を如何に組織として纏め、活力を与えていくかという課題が今私達に課せられており、世帯の規模に相応しい組織の整備と運営システムの確立が求められております。この作業は大変地味ではありますが、桜友会という建物を支える基盤であり、極めて重要なものであります。そういう認識の下で、この際いま一度原点に還って、組織のあり方を考えてみたいと思っております。
 桜友会活動の基となるのは何といっても先ずは会員の動静の把握であります。何を行うにしても、総ては会員への呼び掛けから始まるわけでありますが、会員数が増えるにつれて、年々会員の動きを追うことが難しくなって来ており、ことに最近は各企業・団体等での個人情報管理が厳しくなっておりますので、結局は会員一人一人のご協力を頂く他に方法がありません。目下明春の会員名簿の刊行に向け全力をあげて情報蒐集を行っておりますので、何卒よろしくご協力をお願い申し上げます。
 人の体と同じように、桜友会もそれを作っている一つ一つの細胞が基になって全体の動きが生まれるわけで、地域、職場、学部、輔仁会のサークル、同期会等の各組織の活き活きとした活動が組織全体の活力に繋がっていくわけであります。その意味で、最近各地で新しい組織を作ったり、活動の輪を拡げる動きが見られていることは、大変心強いことであります。先ずは会員が集まり、親睦の輪を拡げ、深めていく事の中から、桜友会の色々の具体的な活動への知恵と力が芽生えて来るのだと思います。
 また桜友会の運営に当っては、財政基盤の確立が必要なことは申すまでもありません。現在は会員の方からの基本会費(入会費。平成九年以降、三万五千円)のみで賄っております。この会費も他校に比較すればかなり安いのですが、それ以外に年会費のようなものは全く頂いておりませんので、これはいわば終身会費の性格を持っております。これまでそういうことで運営が出来ましたのも、先輩から残して頂いた資産の運用果実で支出のかなりの部分を賄って来られたからであります。しかし超低金利時代の到来によって、既往資産の運用益には殆ど期待出来ないどころか、今やそのリスク管理に忙しいというのが現状でございます。この厳しい状況の下、私達も極力経費を絞っておりますが、日頃会の運営に当って頂いている諸兄姉の献身的な奉仕にも自づから限度がありますので、今後の財政の成り行きは目の離せないところでございます。
 種々申し上げましたが、桜友会の究極の目指すところは、会則の冒頭にも謳われておりますように学習院の発展のための積極的な貢献であります。その形は色々ありましょうが、日頃から教職員(法人)、父母会と意見を交換して問題点を的確に掴み、共通認識に立って協力して実践に当るという基本姿勢が必要と存じます。
 申し上げるまでもなく、今日の日本の教育(界)が抱える問題は大きくまた深刻なものがあります。そうした厳しい状況の中で、伝統と文化を守りながら、新しい世紀に相応しい学習院独自の特色を創り出す事に力になっていきたいと念じております。
 何卒よろしくご理解とご協力をお願い申し上げます。


亀井 泓(かめい ふかし) 昭和2年10月29日生
<学 歴> 昭和9年4月 学習院初等科入学
昭和24年3月 学習院高等科卒業(旧制)
昭和27年3月 東京大学経済学部経済学科卒業
<職 歴>
昭和27年4月 日本銀行入行、フランクフルト駐在、東京電力出向 釧路支店長、考査役、京都支店長、 国債局長等歴任
昭和56年11月 日本銀行退職
         日本証券代行(株)入社
昭和61年2月 同  社  代表取締役社長
平成6年2月 同  社  代表取締役会長
平成12年2月 同  社  相談役(現在に至る)
<学 習 院>
平成8年6月 学校法人学習院評議員(現在に至る)
平成9年6月 学校法人学習院理事 (現在に至る)
<桜 友 会>
平成6年5月 桜友会役員候補者推薦委員
平成8年5月 同委員長
平成9年5月 桜友会理事・副会長就任
平成14年5月 桜友会会長に就任(現在に至る)


学習院と桜友会

・・・学習院長に就任して・・・
学習院長 田島義博

 去る8月6日の評議員会で、第24代学習院長というまことに身に余る大役を仰せつかりました。内藤頼博氏と島津久厚氏という、ともに桜友会会長を経験されたお二人の院長のもとで、「学習院二十一世紀計画」の立案と実施を担当しましたが、これからはさらに深まる教育危機に対応しつつ、学習院の価値を如何に高めるかという大きな仕事の先頭に立つことになります。教職員や父母はもとより、卒業生の皆様の絶大な支援がなければ、その責務を果たすことは不可能です。学習院と桜友会の連携がいっそう密なものになるよう私自身も努力しますが、桜友会にもさらなるご配慮をお願いします。

 明治10年の東京開学から数えて、学習院は今年125周年を迎えます。その長い歴史を貫いて学習院に流れていたものは、私は「倫理性」であったと思います。子供にも分かるように言えば「ウソをつかない」、「友達の脚を引っ張らない」、「他人の幸せを先に考える」など、安倍能成先生が耳にタコができるほど言っておられたことです。乃木院長の「質実剛健」も同様です。ところが現代の社会は「お金のためなら何でもあり」で、ウソが当たり前になりました。そこに民主主義と資本主義の危機が忍び寄っています。ともに道徳と倫理を欠かすことのできない前提としているからです。学習院のアイデンティティの確立とは、倫理的伝統を再確認することに他なりません。その具体化のために、本部と学校の間、学校同士、先生と父母、先生同士のコミュニケーションを活発にしたいと思います。職域、地方支部、輔仁会等々、いろいろを場を通して卒業生の方々の参画とご支援をお願いいたします。


田島義博(たじまよしひろ) 昭和6年1月31日生
昭和30年 一橋大学社会学部卒業
その後、(社)日本能率協会に入り「マネジメント」誌、「市場と企業J誌各編集長を歴任
昭和38年 学習院大学専任講師、助教授を経て、45年経済学部教授
昭和47年 西独ザールランド大学客員教授
平成元年 学習院大学経済学部長
平成3年 学習院常務理事
平成4年 学習院専務理事
平成13年 学習院大学名誉教授
平成14年 学校法人学習院長・理事長に就任
その間、昭和41年(財)流通経済研究斯を設立、現在名誉会長
その他に日本商業学会元会長、日本ダイレクト・マーケティング学会々長、
(社)消費者関連専門家会議(ACAP)前会長、産業構造審議会流通部会長(経済産業省)、
国税審議会会長代理(国税庁)、食料・農業・農村政策審議会総合食料分科会会長(農林水産省)など
おもな著書「日本の流通革命」(日本能率協会)、「流通機構の話」(日本経済新聞社)、「流通の国際比較」(共著・有斐閣)、「商の春秋」(日本経済新聞社)、その他多数


東カラコルム大紀行
山岳部 棚橋 靖(63仏)

 今年(2002年)の5月から2ヶ月間、インドの東カラコルムを旅してきた。日本山岳会主催の日印合同登山隊に参加したのだ。今年は日印国交樹立50年目にあたり、国連が提唱する国際山岳年でもある。
 カラコルムはヒマラヤ山脈の西方に位置し、パキスタンからインドにかけて東西500km、南北150kmに及ぶ大山脈で、世界第2の高峰K2など8000m峰4座、7000m峰も数多く擁している。そのカラコルム山脈東部の踏査および登山に、インドの民間登山隊と合同で臨む計画をたてたのである。ここは18世紀から20世紀初頭にかけて何人かの探検家たちが苦労して通過した歴史的な場所であり、現在でも世界の山岳地域のなかでもきわめて登山、踏査記録の少ない地域でもある。またインド、パキスタン、中国の国境付近にあたり民間人の立入りは厳しく制限されている。計画はシャイヨーク川からカラコルム峠、中央リモ氷河からテラムシュール氷原を経て、未踏峰パドマナブ(7030m)を登 、シアチェン氷河を下降するという意欲的なもので、期間は約50日である。

 5月9日成田を離陸しインドのデリーに到着、インド隊員と合流する。11日ラダックの中心都市レーに移動し準備を行い、15日に車にてレーを出発。翌日シャイヨーク村からキャラバンを開始した。隊員10名(インド隊員5名、日本隊員5名)にコックやポーターなど現地スタッフは15名である。隊荷2.6トン、荷運び用に53頭の馬が用意された。キャラバンは馬が歩けるところは馬で、氷河上からはすべて人力で荷物を運ぶ計画である。
 4000mを超える高度、強い陽ざし、乾燥した風土の中、シャイヨーク川をさかのぼる。河原に沿って歩くのだがそこは道なき道、いたるところで渡渉を強いられる。深いところでは腰まで水に浸かって川を渡らなければならなかった。氷河の雪解け水は身が切られるほど冷たく、この地の自然の荒々しさを痛感させられる。約2週間かかってカラコルム峠(5575m)に到着した。ここは中央アジアと南アジアの分水嶺。かつては交易の要所として栄えたが現在では軍隊の統地下に置かれており、当時を忍ばせるものは散乱した馬の白骨くらいのものである。日本人としては1909年に大谷探検隊の橘瑞超らが到達して以来約1世紀ぶり、4人目になる。
 さらに峠から中央リモ氷河の舌端に到る。ここからはすべて人力で荷物を運ばなければならない。一度では担ぎきれないので同じところを何度か往復して荷物を運び上げる。15〜20キロくらいの荷物だが5000mを越す高所ではやたら重く感じられる。全員でボッカを繰り返しながらコルイタリア(5920m)を越え、6月15日テラムシュール氷原上の5600mにべースキャンプを設営した。約1ヶ月に及ぶキャラバンを経ていよいよ(というかやっと)登山が始まるのだ。
 6月18日にアタックキャンプ(6250m)を設営。その後の数日間で上部ルート工作を行い危険箇所に固定ロープを設置した。25日に第一次アタックを行い、12時間に及ぶ悪戦苦闘のすえ坂井広志隊長と棚橋がパドマナブ峰の初登頂に成功した。 頂上はガスに包まれ視界は利かなかったが、時折ガスの切れ間からシアチェン氷河の大きなうねりを見ることができた。それにしても遥かなる所まで来てしまったものだ。さらに翌日インド人を中心とする第二次隊も頂上を狙ったが天候が悪く断念、登山を終了した。帰路はシアチェン氷河を下降してヌブラ谷へいたる。谷はすでに夏の装いで、シアチェンの意味である野バラが咲き誇っていた。
 今回の遠征を振り返ってみると46日間の踏査で、氷河上の往復も含めると約550キロ歩いたことになる。これは登山活動を含めていないので実際にはもう少し歩いている。登頂の喜びもさることながら、日印のメンバー、スタッフが無事にこの大キャラバンを成し遂げられたことを何よりも嬉しく思う。


会員トピックス 中国との文化交流

中川 健造(34政) (中川美術館館長)

 中国の美術に惹かれて35年の歳月が過ぎた。学習院時代、壇一雄の小説「夕日と拳銃」を愛読し、繰り返し読んだものだ。主人公は学習院に学んだ事のある伊達順之助であった。その伊達順之助が、満州の荒野を駈け巡り馬賊として活躍した一生を描いた小説であった。爾来、赤い夕日の満州に思いを馳せるようになった。そして1967年(昭和42年)の春遂に竹のカーテンに閉ざされた赤い国・中共と呼ばれていた時代の中国に行った。それからは毎年2回から多い時には5回も中国を訪れたものだ。あたかも中国は文化大革命の最中であった。文化革命運動とは古いもの、伝統的なもの、権威的な物はすべて否定され破壊されていった。私にとっては、そこは、中国美術の宝庫であった。私は宝の山に入った思いであった。それが私の中国美術を蒐集するスタートとなった。


ケ林女史と中川さん

 そして遂に1989年、美術館を開館した。美術館といえば聞こえは良いが実は、私の別荘(隠れ家)を改造した小さな美術館である。中国美術家協会主席・呉作人先生の「中川美術館」の揮亳をいただき中川美術館は産声を上げた。時あたかも、中国では天安門事件が起き混乱が中国全土で起きていた年で世界各国の大使館も北京より引き上げた世相の時代で混乱期の中国であった。私はそのような時こそ文化交流が一番大切であると確信し、中国画家の作品を紹介する絵画展を中川美術館で開催した。特に、中国の最高実力者・ケ小平氏の長女・ケ林女史の絵画展を開催した事は思い出深い。ケ林女史は中国の名門・中央美術学院を卒業している本格的画家である。大好評でホッとした事を覚えている。今、日本では経済のことのみに関心を注いでいるが、文化に注目しなくてはならない。20世紀は「戦争と経済の世紀」であったが、これからの21世紀は「文化芸術の世紀」であろう。そして大きな変化は、美術絵画の世界に起こる。
 20世紀は西洋絵画の時代であったが、21世紀は中国絵画の世紀になる。ゴッホ、ピカソ、マチスから中国画家の呉作人、古元などの世紀になる。50億の絵画や100億の絵画価格がついた西洋画家から中国画家が大きく化ける世紀であろう。そんな勝手な思いから中国絵画の収集家として、ほくそえんでいる毎日である。
 同級生の柴田吾郎君(34経)は有名な俳優・田宮二郎で、私と永い付き合いであった。彼が猟銃自殺の半年前も我家に来て語り会った。中国大陸で終戦を迎えた日本人が、揚子江沿岸を下りながら無事日本に帰れた物語を映画化したいと情熱を込めて彼は語った。多くの中国人に助けられたり助けたりしながらの情景を現地でロケをしながら撮影し映画を完成したいと。私に協力して欲しいということであった。私は喜んで中国側と折衝すると約束した。脚本が出来たので持って来るという電話がかかった。その彼が突然、自宅の寝室で猟銃自殺をした。なぜ自らの命を絶ってしまったのかと無念の思いであった。まだ学習院初等科に入学したばかりの小学生の幼い子供二人を残して旅立ったのかと憤りさえ感じたものだ。青山斎場での葬儀で友人代表として弔事を読んだのも悲しい思い出である。まだ日本では誰も発想しない時代であった。

 時は移り今年は日本中国の国交正常化に田中角栄総理が周恩来中国首相と調印して30年目の記念すべき年である。私は中国画家・ケ林女史を迎えて中川美術館でケ林絵画名作展を開催した。ケ林女史の父・ケ小平氏によって中国は近代化の道を歩み今日の発展を見たのである事は皆さんご承知のことである。私はケ林女史と29年来のお付き合いをいただいている。今回、総務省は中川美術館収蔵のケ林絵画を図案に採用し記念切手を発行した。私の住む福山市の郵便局では即日完売であった。記念切手への中国絵画を図案に採用したのは日本で初めてである。とても素晴らしい図案となった。中国絵画が変身して大躍進する予感がする前兆の気がする。


「紫藤花」
ケ林女史の作品
「日中国交正常化
30周年記念郵便切手
平成14年9月14日発行

  「人皆 有用の用を知りて 無用の用を知るなし」
 文化というと役立たないと思うが、その一見役に立たないものが人生にとって大切なものである事を知る必要がある。
 学習院は数少ない文化性を大切にする学び舎であると思う。その伝統を大切に更に進めていただきたいと思う。


新刊紹介
著書・句集花銀河
著者・熊切三千丸(43化)
   発行所 文芸社
   定価1,000円+税

 停年後の事を考え十年前より始めた俳句、身近にある季節の風物を色彩感豊かに伝えるものやユーモラスに日常の細事を表現したものなど感性ある句集

 
著書・雪山の楽しければ・・・回想・顔恵民
編集・発行 顔恵民追悼文集発行委員会
     頒価3,000円

 17回忌を期に発行された当書ば単なる追悼文集と言うだけでは無く、終戦前後の学習院学生の揺れた心情、更に明治時代からの学習院の山とスキーの実績を示す貴重な記録と言える
間合先…浅野三千秋(29化)TEL/FAX 03-3729-1943

著書・ふたりの秘密
著者・東平早央(短)
   発行所 文芸社
   定価1,000円+税

 疲れたおとなが繰りかえして読みたくなるような、フツーの生活の中に、フツーでないものがひそんでいる。こころ安らぐ奇妙な味の短編集

著書・どうぶつたちからの贈り物−生き方上手の9つの思考−
著者・植西 聰(44経)
    発行所 幻冬舎
    定価1,400円

 幸福な人生を歩むために不可欠な"九つの思考習慣"をイソップ物語になぞられて心理カウンセラーがわかりやすく解説してくれる。

著書・タイガー・ウッズを育てた魔法の言葉 さあ始めよう、きっと何かが変わるはず
著者・アール・ウッズ
訳 小倉慶郎(62大院英修)

   発行所 PHP研究所
   定価1,200円+税

 タイガー・ウッズの父親が子供向けに人生の背針を語った本「夢は実現できる」という強い信念を持ってチャレンジすれば人生に変化を起こすことができると語りかける。

著書・歴史から読み解く英語の謎
著者・岸田隆之(44大文イ)
    発行所 教育出版
    定価1,800円

 英語は誰がつくったのか等、英語の歴史をひもといて語句や単語の変化を興味深く解説している。

著書・イギリス英語会話クイックレファレンス
編者・早坂 信(45大文イ)
    発行所 第三書房
    定価2,000円

 実践的ですぐに役立つイギリス英語英会話のガイド。表現テーマ別に構成し、更に話す際の生きた知識を満載。

著書・マーケティングの英語
著者・江口泰広(43経)
    発行所 NOVA
    定価1,600円

 マーケティングの基本用語四百語を取り上げ分かりやすく解説。短詩集の形式をもっているが通読すると英語で学ぶマーケティングの入門書となっている。

著書・贈ってウケる作ってハマる おもしろお菓子
著者・佐藤陽子(54国)
    発行所 講談社
    定価980円

 こんなお菓子見たことない、いちごのお雛様ケーキや愛のパズルケーキ、メルヘンチックなお菓子づくり、ながめているとお菓子と共に童話の世界に・・・

 
著書・新スピーチ読本  副題 卓話、挨拶の実践文集
著者・井上 修(旧高橋・30政)
    頒価1,200円

 ロータリークラブ、法人会、結婚式等の会合で筆者がこれまで実践して来たスピーチ原稿をまとめたもの。挨拶の際の参考として、又読み物としても面白い。

著書・息子からのプレゼント憧れのセント・アンドリュース
著者・武田宗之(35政経)
    制作・綿プロデューサーズ(株)

ロンドン在住の息子からゴルフ好きの父にプレゼントされたゴルフ聖地の旅。


目白キャンパスの西門新装なる  目白駅も綺麗になりました

 学習院では本年夏休み期間中目白キャンパスの西門(目白駅側)の改築を行い、8月29日に竣工式を行いました。
 新しい西門の門柱は正門と同じ形のレンガ作りの4本構成で色は明るい色になっています。扉は鉄製で門扉の真ん中には学習院の徽章が付けられ、格式のある造りになっています。
 主柱に掲げられている門標の内「学習院」の文字は正門と同じ篆書体で、「学習院大学」の文字は安倍能成院長の揮毫されたものです。
 門の左右には行事予定などを掲載するスマートなガラス製の掲示板があり、入校時に構内で行われる各種催し等を確認する事が出来ます。
 西門は朝8時に開門し、平日は夜9時に、休日は夜6時に閉門し守衛が常駐しています。
 また、時を同じくして目白駅も昔のイメージを残しながら改築され、構内にはコンビニとカフェおよびフットエステ室等が設けられ、駅前広場も大幅に拡張されました。地下に駐輪場が設けられたために放置自転車も無くなり、大変スッキリしたものになりました。数年後にはホテルも併設され、駅周辺のイメージは一変することになります。



PDFファイル 18KB 各部行事予定(2002/12〜)。このPDFを見るためにはアクロバットリーダー4.0以上のバージョンが必要です。最新のアクロバットリーダーはアドビ社のウェブサイトからダウンロードできます。