草上会便り バックナンバー
学習院女子短期大学・学習院女子大学同窓会

草上会1日ツアー「目黒庭園散歩」のご報告

平成20年10月28日(火)草上会1日ツアーが行われ40名の方が参加されました。
まず学習院にゆかりのある元朝香宮邸の「目黒庭園美術館」を見学し、庭園を自由に散策しました。
その後八芳園に移り、庭園を一望できる5階の個室でおいしい懐石弁当をいただきました。
食事の後、職員の方の楽しい説明を聞きながら、見事な日本庭園を散策して解散となりました。
解散後も2階のオープンカフェで、緑豊かな庭園を眺めながら、おいしいお茶とケーキでいつまでも楽しくお話しに花を咲かせていらした会員の姿がありました。
お天気に恵まれ、都心とは思えない静かな庭の中で、ゆったりと穏やかなひとときを楽しんでいただきました。



第50回草上会総会のご報告

 平成20年度の草上会総会、懇親会は6月20日(金)リーガロイヤルホテル東京に於いて開催されました。 当日は、常陸宮妃華子殿下をお迎えして、ご来賓及び草上会員180余名が出席しました。
 総会では濱岡位久子草上会会長の挨拶に続き、下記の議題の報告があり、承認されました。
    平成19年度活動報告
    平成20年度活動予定
    平成19年度決算報告
    平成20年度予算
    草上会会則改訂の件

 懇親会では波多野敬雄院長、永井和子女子大学学長からお言葉をいただき、内藤ョ諠桜友会会長の乾杯のご発声で会食に移りました。ゆったりとしたテーブルのあちらこちらから若々しい談笑が広がりました。会食後、妃殿下にお立ちいただき、ご翻訳本、お手作りカードのお手渡しをしていただきました。この販売の収益は日本動物福祉協会へ寄付されます。
 引き続き行われた、学習院大学名誉教授・諏訪春雄様による「歌舞伎役者の家狂言」の講演、囃子方お二人を従えての人間国宝・中村富十郎丈の力強い「延年の舞」が第50回草上会総会に素晴らしい華を添えてくださいました。

以上



波多野敬雄学習院長 祝辞

永井和子学習院女子大学長 祝辞

内藤ョ誼桜友会長 乾杯

諏訪春雄 学習院大学名誉教授の講演

中村富十郎丈の「延年の舞」

今年度の総会担当学年 27回生

第2回草上セミナー「塩ジイからの提言−今の日本を語る−」(平成19年11月20日)
(主催 草上会  後援 桜友会  協力 グローバルピープル同好会)
 女子大学やわらぎホールにて、塩川正十郎氏(運輸、文部、財務大臣、内閣官房長官等を歴任、現在東洋大学総長)をお招きして講演会を開催しました。約300名の来場者に対して、豊富なご経験により培われた鋭い視点から今の日本をユニークな語り口でエネルギッシュに1時間余お話し下さいました。会員、学生、教職員、OB、OGが一堂に会する有意義な機会となりました。


第49回草上会総会のご報告

 平成19年度の草上会総会及び懇親会は、6月1日(金)センチュリーハイアット東京において開催されました。 当日は、常陸宮妃華子殿下をお迎えして、会員約160名が出席しました。
総会では、新運営委員の紹介、濱岡位久子草上会会長の挨拶に続き、下記の議題の報告がありました。
    平成18年度活動報告        承認
    平成19年度活動予定(案)     承認
    平成18年度決算報告        承認
    平成19年度予算(案)        承認
    維持運営費に関する報告
    教養講座閉講の報告

 懇親会では、波多野敬雄院長と永井和子女子大学学長から、学習院を思うお心のこもったお言葉をいただき、内藤頼誼桜友会会長による乾杯のご発声に続いて会食に移りました。
 会食後、妃殿下にお立ちいただき、ご翻訳のご本、お手作りのポストカードを販売いたしました。この収益は、社団法人日本動物福祉協会へ寄付されます。
 引き続き、永井和子女子大学学長に「平安時代の文学と女性たち」の演題でご講演いただき、女性としての生き方のご教示を仰ぎました。
 尚、懇親会終了後、残された議題「教養講座閉講の報告」は互敬会館3F集会室に場所を移して、報告、質疑応答が行われ、延長された総会は終了いたしました。



波多野敬雄学習院長

内藤ョ誼桜友会長

永井和子学習院女子大学長「ご講演風景」

「ミニバザー」

「ミニバザー」

第48回草上会総会のご報告

 平成18年度の草上会総会及び懇親会は6月24日(土)会員195名が参加し、赤坂プリンスホテルにおいて開催されました。
 はじめに、杉浦孝子 草上会会長より、この一年における活動状況、将来の方針、そしてさらなる草上会活動の活性化についてお話しがありました。
 懇親会には、常陸宮妃華子殿下にご出席いただきました。引き続き行われた平野次郎先生の講演ではNHK特派員時代に体験された興味深いお話をお聞きし、有意義な楽しい一時を持ちました。

平成18年度議事について審議の結果下記の通り承認されましたのでご報告致します。
  1.平成17年度活動報告  承認
  2.平成18年度活動予定  承認
  3.平成17年度決算報告  承認
  4、平成18年度予算    承認
  5.維持運営費の件 (維持運営費 3,000円を2年に一度徴収する)承認
       含む 委任状  賛成 146票  反対 0票  棄権 20票
   但し、維持運営費の徴収を行うには、会則にその旨を記載する必要があり、この件    に伴う 「会則の改正」 を臨時総会で行うことが条件となりました。
  6.草上会会則の件(草上会会長、副会長および運営委員選出規程の改正の件)承認

 今回の最重要議題となりました維持運営費の件(上記議題5に記載)については、懇親会終了後、お残り頂ける会員にお願いして、4時から改めて審議を致しました。その際、出席不可能な方には委任状を頂きました。その結果、草上会が健全な形で運営されるためには、維持運営費徴収が是非とも必要とのことで意見がまとまり承認されました。
臨時総会につきましては、12月発行の桜友会報にて開催日時場所等をお知らせいたします。


第47回草上会総会報告

第47回草上会報告が平成17年6月25日赤坂プリンスホテルにおいて常陸宮妃華子殿下をお迎えし240余名の会員参集のもと盛大に行われました。

    草上会会長挨拶   杉浦孝子
    総会議題
1.平成16年度活動報告
1. 平成17年度活動予定(案)
1. 平成16年度決算報告
1.平成17年度予算(案)
1. 草上会会則の件
1.会費の件〔仮称〕     詳細については下記 ※参照
       上記の件ご承認頂きました。
    桜再生プロジェクト 学習院女子大学助教授 今橋 理子氏

総会終了後、常陸宮妃華子殿下、ご来賓の御入場の後、田島義博学習院院長 波多野敬雄女子大学長より心暖まるお言葉を頂戴いたしました。亀井桜友会会長のご発声により乾杯の後フランス料理で昼食をいただきました。 デザートタイムの頃妃殿下ご翻訳による「しょうぼう犬ドット」のご本と日本動物愛護協会のポストカードの販売が妃殿下のお手渡しにより行われ、長い行列の後あっという間に完売致しました。この収益は妃殿下により日本動物福祉協会へ寄付されます。 なお、妃殿下の書かれた「しょうぼう犬ドット」のご本とポストカードは草上会事務室にてご購入できますのでご希望の方はお問い合わせください。

※会費(仮称)について
  昭和34年に草上会は設立された。
昭和41年迄の8年間は草上会が活動するための費用を草上会会員から集めていた。
 昭和42年より平成14年3月まで桜友会と連結で決算をする事になり、赤字が出れば補填して頂き、黒字になれば納入するという状態だった。
 当初は納入が多かったが平成8年から14年まで赤字が続いてしまった。
 平成15年3月突然、桜友会から「草上会は経済的に独立する様に」とお話があり 翌4月から自主運営となった。0からの出発だった。

 現在の収入 桜友会からお支援金 教養講座講師収益の35%バザーその他細かい収益        の積み重ね
 主な支出  事務局人件費 運営費 事務用品費 渉外費等

  運営に必要な会館の営繕、備品の購入、通信費等の諸経費がどうしても不足する。
 桜友会から自立するようにお話のあった平成15年3月から、どうしたら健全な基本資金  が作れるか検討してきた結果、同窓生から運営費 活動費 に当たるものを頂戴する事をお計りしては、という結論に達した。 勿論、しばらくは桜友会が支援して下さ ることとなっているが、いつまで続くが解らない。それまでに本当の意味での自主運営が出来る様に考えて行かねばならないのが現状。 前期より準備委員会を持ち検討をしてきたが、改めて4月の運営委員会で会長、副会長他5名の準備委員を選考し準備委員会を立ち上げた。5月21日の幹事会で活動費を同窓生から頂く事をお計りし、ご賛同を頂き幹事会の各年代から3名の委員を推薦して頂いた。これから徴収方法 金額 いつから始めるか等検討して行くが、考えてよいか この總会で皆様のご賛同を頂きたい。例えば5年とか10年に一度、数千円をなるべく 負担の軽いように考えて行きたい。
 この件に関しては桜友会 学習院のご了解を頂いて進めている。あくまでも、桜友会 の傘下の一組織としての草上会であることを心得て基本的な活動、運営資金を作って 行く事にご賛同いただきたい。

 準備委員会
 委員長:越智 和子(3回生運)
   委員:田邊 絢子(3回生運) 大友 房子(6回生幹) 西山 輝子(11回生運)   杉浦 孝子(13回生運) 小野塚 博子(15回生幹) 市川奈々子(21回生運)  長谷川 かず子(21回生運)市川 真澄(21回生幹)甲斐 せつ子(23回生運)

   維持 運営に必要な経費につき、以上の提案を行い、賛同多数で承認されました。       


 平成16年9月22日(水)のバザーには大勢の方にいらしていただきありがとうございました。
  今年は全品ご寄付というご協力を得、お品物も沢山揃いました。
  ティールームも好評で皆様に喜んでいただくことが出来ました。


 平成16年10月23日(土)、24日(日)の和祭に参加いたしました。
  在学生、留学生、OGなど大勢の方が互敬会館の3階においで下さり、お茶席、生け花の実演、石鹸のデコパージュの手作りなどに参加いただき、楽しんで下さいました。


第46回総会のご報告
日時平成16年6月13日(日) 午前11時より
場所赤坂プリンスホテル 別館5階 ロイヤルホール

 第46回草上会総会も無事盛会のうちに終わることができ、誠に有難うございました。ご来賓の方々、会員の方を合わせて212人のご出席を頂き、梅雨の晴れ間のひとときを和やかに過ごすことが出来ました。
 会場の各テーブルには学生時代に戻られた会員の皆様方の笑顔があふれ、波多野学長の興味深いお話と美味しいお食事と盛り沢山の一日でございました。
 今年ご都合のつかなかった皆様には、是非来年の総会にはご出席下さいますようお待ち申し上げております。

総会担当回生一同


第45回 草上会総会について

 リーガロイヤルホテル東京において平成15年6月29日(日)開催されました。
 当日は天候にも恵まれ、玉村豊男氏のご講演もあり、盛会のうちに無事終了することができました。皆様のご厚情によるものと感謝申し上げます。
 これからも草上会の活動にご協力下さいますようお願い申し上げます。

草上会会長 杉 浦 孝 子
総 会 担 当 回 生 一 同

講師の玉村豊男氏、亀井桜友会長、田島学習院長、波多野学習院女子大学長(以上前列左から)、
賀陽常磐会副会長(後列右から2番目)と歴代草上会長
PDFファイル 342KB "オブリージ39号"掲載の「第45回草上会総会」の内容はPDFでもご覧頂けます。このPDFを見るためにはアクロバットリーダー5.0以上のバージョンが必要です。最新のアクロバットリーダーはアドビ社のウェブサイトからダウンロードできます。

クラス会便り

 昭和54年卒"家庭生活科I類"のクラス会を去る6月8日、「早稲田リーガロイヤルホテル東京」に於いて開催いたしました。岡先生も大変お元気で、総勢31名の出席を得て盛大に行うことが出来ました。当日は天候にも恵まれ、大隈庭園を眺めフランス料理を味わいながら旧交を温める事が出来ました。短く感じられる2時間半ではございましたが、学生時代の様々な事、青春時代の思い出、そして卒業後の苦労話等など話は尽きませんでした。
 今回、欠席の方々も次回には是非お目にかかれることを願いながら大変楽しい一日となりました。

幹事一同


フォスタープランについて


ジョイス ンヤカンハちゃん

 草上会は、平成4年よりフォスター・プランへの参加を始め、毎月5000円の援助を続けております。フォスター・ペアレントとして、フォスター・チャイルドを含む地域の生活の向上と自立に役立てられます。この活動に草上会バザーの収益金の一部を当てております。
 平成10年からは、ジンバブエのムタサに住む Joyce Nyakamha(ジョイスンヤカンハ)という女の子を支援しており、当時5歳でしたJoyceも成長して、10歳になりました。小学校に通い、英語と算数が好きで、将来看護婦さんになる夢をもっています。
趣旨をご理解いただき、皆様のご寄付、ご協力をよろしくお願い申しあげます


書芸家 閑 万希子(かん・まきこ)さん(三回生)にお会いレて

 「3日以内に生まれ変わって、また書家でいたい」と、きっぱり語る閑万希子さん。
 白い和紙のその文字は、まるで墨に豊かな色彩があるかのような美しい濃淡と凛とした繊細な線で書かれている。傍らの小さな雅印が、紅を差した幼子の口元に似て可愛らしくやさしい。
 「"書"は一瞬。二度と同じ線が書けないところがきびしく面白いんです。」
 学生の頃、お手本どおりに書く習字はお好きでなかった閑さんが「自分の名前をきれいに書きたい」と書家・町春草先生と出会い門下生となる。次第に筆の魔力に取りつかれ、雅号春朱として活躍されながら、その間さまざまな葛藤があり「書」から離れることになる。それは「自分の一生を無くす思いでした。」と、当時を振り返る。
 「素敵なお名前ですね」と由来を伺うと、「ゼロになった私が必要に迫られて、ある先生にご相談してつけられた名前が"閑万希子"でした。」
 その閑さんが偶然出会い、新たな出発のきっかけとなったのが「閑吟集」をはじめとする室町時代の庶民の歌謡で、情感溢れる言葉の妙味に魅せられ、この歌を表現するための書線を今も模索しながら独自の書の世界を作ろうとしていると云う。
 「カナダの美術館での個展は、はじめて無所属の作家として肩書なしに作品を評価され、嬉しかったです。」
 この個展を転機に国内外で意欲的に作品を発表してこられた閑さんはこれからの「夢」について「現代のあらゆるジャンルの芸術の中に私の書も入ってゆけるよう努力したい。言葉の伝達のための文字性も大切にしながら、その文字をいかに美術として美しく、ダイナミックに、深く、昇華させてゆくかを勉強して皆様に問いかけたいのです。」
 良き時代の短大を懐かしそうにされながら、豊かな感性と優しさに溢れたお話しぶりは、閑さんの「書」そのままに魅力的で温かさに包まれるようでした。

 閑万希子(本名・堀越友規子) 略 歴 1954年学習院女子短大国文科卒業。78年カナダヴィクトリア美術館にて招待個展。以後94年までギャラリーミキモト(銀座)、札幌・横浜そごうにて定期的個展。89年ベルギーユーロパリア・ジャパン展、続いて西ドイツハンブルク、デュッセルドルフ等にて招待個展。99年、和光ホール(銀座)個展。02年秋、ギャルリ石塀小路和田(京都)にて3回目の個展開催。


第44回 草上会総会開催

 リーガロイヤルホテル東京において、平成14年7月3日(水)開催いたしました。
 当日は、吉村作治氏のご講演もあり、盛会のうちに無事終了することができました。
 皆様のご厚情によるものと感謝申し上げます。


50年前・50年後  湯本 和子 (元女子大学教授・1回生)

 平成14年4月9日、昭和27年3月に学習院短大を卒業した1回生は同期会を催した。卒業生76名。逝去4名、住所不明2名を除く70名中26名が集まった。
 50年前、義務教育が中学三年制に延長され、女子に大学の門戸が開かれ始めた時代に短期大学制度は誕生した。その後、女性の社会進出や高学歴志向を支える大きな役割を果たしてきたが、昨今の少子長寿社会の更なる高学歴化の風潮の中で存在意義が問い直されてきた。学習院短大では昭和40年代から四年制への検討を行っていたが、平成10年女子大学へ改組転換し、本年3月に卒業生を送り出した。短大第1回卒業式後、丁度50年目である。戸山の校舎で短大発足時から使われているものは四号館のみ。教室棟も体育館も図書館も互敬会館も部室棟も、短大発展の痕跡である。"短大御三家"といわれた社会的評価と共に、50年間の学生・教職員・そして社会に出ても誠実に生きている卒業生の努力の成果である新女子大学はこの礎の上に出発した。無一物から出発した短大を発展させた力を、女子大は吸収して、新旧一体となって少子社会の学校作りに向かって欲しいと願うのは、ローバ心であろうか。50年後の女子大の姿を見られないのは残念である。
 皆様有難うございました。

 先生は、昭和32年から本年3月まで教鞭を執られ、このたび停年退職なさいました。草上会初代会長を務められ、卒業生として母校に尽されました。その深い絆の程が先生のお筆によって伝わってまいります。


湯本 和子
元女子大学教授・1回生

女子大初の卒業生を草上会にお迎えして 会長 奥津好恵

 50年間の観測史上最も早い開花となった満開の桜の中で平成14年3月19日、学習院女子大学最初の卒業生が誕生し、草上会にお迎えすることになりました。私も卒業式と謝恩会にお招きを頂き、華やいだ雰囲気に浸ってまいりました。
 私達の頃は、標準服という物があり、卒業式も謝恩会もその一着で出席した記憶がありますが、現在は袴姿、着物、ドレス等、それは華やかなものでした。
 今年は、短大の第1回生がご卒業なさってから丁度50年目になります。又、敬宮愛子様がご誕生になられた大変おめでたい年度でもございます。卒業生の皆様は、この良き日を忘れることなく、女子大初めての卒業生として恥ずかしくない社会人になられますよう願っております。輝かしい未来に向けて、皆様の同窓会である草上会活動に魅力溢れる心豊かな女性としてご参加いただき、皆様の先輩とご一緒にご活躍頂けますよう、一同心より期待しております。


卒後30年の卒業式

 卒後30年目の節目の折に、19・20回生が卒業式にお招きを受け、参列させて頂きました。
 ワーグナーのニュルンベルグ・マイスタージンガーの曲で始まり、美しい晴れ姿の402名の卒業生が揃う中、早川学長より永井荷風が40年間書き続けた日記について触れられ「書いた時と後に読み返した時に2つの時間が流れることを、よく噛みしめて下さい。」とのお言葉がございました。次いで島津院長から「安倍能成先生がおっしゃった「精神的貴族たれ」の通り、学習院の卒業生としての品格を持って欲しい。」というお祝詞を賜わり、私共も30年前に戻ったような新鮮な気持になりました。同時に、女子大の開学式典に参りました折の故近藤不二先生のお姿が偲ばれました。
 女子大となり、初めての卒業生として、在学中、勉学や様々な活動に励まれ、新しい学年へ継いで行くという大役を立派に果されたことは、誇りと称賛に値することでございましょう。
 卒業生の皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

(19回生 A・I)


幹事会報告

 平成14年3月23日、平成13年度、3回目の幹事会を開催いたしました。女子大学となって初めての幹事を迎え出席者は55名でした。会長挨拶、幹事、新入幹事の紹介に続き、オール学習院の集い、総会案内、13年度活動報告等がありました。終了後5班に分かれ、係の者の案内で、満開の桜の中、図書館、情報処理教室、記念樹、記念碑など校内散策を行いました。若い方からは、パソコンを使っての授業や学生生活の話を、大先輩からは歴史ある母校のお話しを伺ったり、又御歌碑の前では「懐かしい」と歌われたりなどし和やかな一時を過しました。その後、副会長の優しく楽しいインタビューと共に会員手作りのティータイムを過しました。

幹事会担当


合同還暦を祝う会

 私共11回生は、"三七三(みなみ)会"と名付けて折々に集まりを持っております。平成13年10月18日に、"還暦を祝う会"をマツヤサロン(平河町)於て4科合同で開きました。当日は60名がご出席下さいました。
 赤い生バラのコサージュ付きの名札を胸に、昔の学生の頃に戻ってお話の輪が広がりました。
 この日、クラスメートの西園寺昌美様(国文、尚悦子)がご自身の活動を通しての経験やお考えをお話し下さいました。西園寺様は国際的に平和運動を展開しておられます。
 会場の落ち着いた雰囲気と心のこもったお料理と楽しい会話に予定の時間があっという間に過ぎてしまい、再会を約束して散会いたしました。

(11回生 江川)


第43回 草上会総会開催

 平成13年6月16日(土)、東京プリンスホテルにて開催されました。
講演は、本学文学部独文科卒業の児玉 清氏をお迎えし「人生の星、輝く時」と題して、ご自身の若い日の映画界入りの経緯や同氏の愛読書について等、興味深いお話を伺いました。


第42回 草上会総会開催

 平成12年6月14日(水)、リーガロイヤルホテル早稲田において和やかに開催されました。
講演は、葛西聖司氏(NHKエグゼクティブアナウンサー)


第41回 草上会総会開催

 平成11年(1999)6月15日、草上会は創立40周年を迎えた。その節目の年に「学習院女子短期大学」も「学習院女子大学」として生まれ変わった。40年間、戦後の日本を支えてきた多くの女性たちを育んできた草上会も、再び新たな道を模索しながら歩き出す。

"時"を超えて、新しい風が動き出す。 右から2代会長・砂田有紀子さん(昭29短家/昭和36年2月〜平成3年3月会長)、4代会長・上田洋子さん(昭32短国/平成7年4月〜11年3月会長)、3代会長・吉野和子さん(昭27短英/平成3年4月〜7年3月会長)、そして現在の5代会長・奥津好恵さん(昭38短英/平成11年4月〜)。残念ながら初代会長の湯本和子さん(昭27短家/昭和34年11月〜36年1月会長)はお仕事のため出席できなかった。(第41回総会の会場にて)

第40回 草上会総会開催

 平成10年6月16日リーガロイヤル早稲田において第40回総会が行なわれました。今回は短大から女子大へ移行の年でもあり40回という事もあって、院長はじめ学長、桜友会会長、常磐会会長に桜友会副会長、常務理事の方々にもご出席頂き、会員と合わせて180名という賑やかな会にする事ができました。
 総会後の講演にはアトランタパラリンピックの水泳で金・銀・銅のメダリスト成田真由美さんをお招きし、パラリンピックの記録ビデオに金・銀・銅のメダルを拝見し、障害者に対する社会の対応などをおりまぜたお話しをして頂きました。会食後、桜友会のお話しもして頂き、学習院のCD販売もし、最後に草上会の歌を歌って閉会となりました。