日時 :平成20年9月20日(土)
場所 :南2号館200教室
会費 :会員・学生=無料、一般=1,000円
講演(1) :数学科 松本 幸夫 教授 14:45〜15:55(質疑応答10分を含む)
演題:「ポアンカレ予想の歴史」
講演要旨:ポアンカレ予想は1904年にフランスの数学者ポアンカレにより提起された問題であるが、2003年前後にロシアの数学者ペレルマンにより解決された。さらに、ペレルマンが、2006年の国際数学者会議でのフィールズ賞受賞を拒否するという事件があって、マスコミでも話題となった。この講演では、ポアンカレ予想の内容、その研究の歴史、などについてお話する。
講師略歴:昭和42年東京大学理学部卒、昭和48年東京大学理学博士の学位取得の後、昭和49年東京大学教養学部助教授、昭和54東京大学理学部助教授、平成元年東京大学理学部教授、平成4年東京大学数理科学研究科教授を経て、平成19年より学習院大学理学部数学科教授を務め、現在に至る。
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