第21回技術交流会開催
平成15年1月25日 (土曜日) 第21回技術交流会の講演会、懇親会を開催いたしました。
講演タイトル:「度量衡標準とその単位の今昔」
講師:元通商産業省工業技術院計量研究所長・昭和38年卒 栗田 良春氏
講師略歴:昭和38年学習院大学理学部物理学科卒業(菅研究室)、博士課程、助手を経て昭和44年通商産業省工業技術院計量研究所入所、前半は擬似乱数の研究、後半
は研究管理に従事。平成9年同所退職後、3年間ハンガリーで技術供与のプロジェ
クトに参加。平成14年5月まで日本電気制御機器工業会勤務。理学博士
要旨:度量衡はバビロニアの昔から、民族、地域、職域でそれぞれに発達してきた。
その統一の努力は17世紀のフランス革命の最中に始まり、今なお続いている。グローバルスタンダードの始まりである。また最高精度の標準は、いつもその時代の科学の最先端の進歩を取り入れ、実現されてきた。標準の世界から現代のグローバル化を眺めること,そこでの日本の役割等についてお話ししたい。
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