




演題:AIでつくる安全な社会に向けて
講師:村上 明子氏(1992年 学習院女子高等科卒業)
今回は、女子高等科を卒業し、早稲田大学理工学部・大学院を卒業後、
日本IBMで研究に従事され、現在、損害保険ジャパン株式会社執行役員の村上明子氏に
講演をいただきました。
講演の内容は、
①東日本大震災を契機に、ITでの災害復興、対策へ取組まれたこと
②進化するAIに関しては、
・損保ジャパンでの活用事例
AIそのものについては、
・技術的リスクと社会的リスク
・ハルシネーションの危険性
・規制が進化に追いつけない現状
・規制の進め方・・ソフトローとハードロー
・AIのリスク対応とイノベーションの両立
③ご自身が所長をされているAISI(AIセーフティ・インスティテュート)
について(官民協力のAIの安全性を推進する機関)
損害保険ジャパン株式会社 執行役員Chief Data Officer データドリブン経営推進部長
一般社団法人 言語処理学会 理事、AIセーフティ・インスティテュート 所長
1992年 学習院女子高等科卒業
1999年 日本アイ・ビー・エム(株)入社、同社東京基礎研究所において研究に従事。
2021年 損保ジャパンに転職、損害保険のDXを推進。
2022年4月 執行役員Chief Digital Officerに就任。
2024年4月より 執行役員Chief Data Officerとして損害保険におけるデータ活用や
データガバナンスを推進している。
他に、ITを活用した災害からの復興や減災、リスク管理を実現する「レジリエント工学」にも関わり、 2015年には一般社団法人 情報支援レスキュー隊を設立、理事に就任。現在は顧問として関与している。
2021年より京都大学防災研究所客員講師も兼任(2024年3月まで)。
2022年4月より一般社団法人 言語処理学会理事。
訳書として「情報検索の基礎(共立出版)(共訳)」 「Google Hacks 第2版、第3版(オライリージャパン)共訳)」などがある。
報告者:村上俊夫(昭55法)