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学習院馬術130年周年懇親会のご報告

「学習院馬術130年周年懇親会」が10月3日、霞会館にて開催されました。学習院における馬術の開業は明治12年10月18日、ちょうど130年前の同月にあたります。
この日は桜鞍会名誉会員の天皇皇后両陛下のご臨席を賜り、お世話になった各方面のご来賓の方々、現役部員、ご父兄、OB・OG、総勢200余名にお集まりいただくことができ、この度の祝賀会も120周年に続き大盛会となりました。 永積桜鞍会会長の開会の挨拶に始まり、波多野学習院院長のご祝辞、内藤桜友会会長の乾杯のご発声を頂戴し、懇親会は和やかに進行しました。
天皇陛下が昭和25年より高等科馬術部にご在籍、主将としてご活躍になったことはご承知の通りです。 両陛下は会場の拍手に迎えられて到着され、来賓、会員、学生達と寛いだご様子で歓談されました。
会場には、昭和22年から平成21年まで、卒業年が書かれた名札を胸に、元馬術部員、現役部員が一堂に集いましたが、中には親子二代が揃って、また夫婦での参加もありました。 大先輩の話す学生時代の武勇伝に、若手会員が興味深く耳を傾けるなど、世代を越えた同志の交流あり、映像の披露あり、賑やかな会話が弾みました。 岡部前監督の尽力で編集されたDVD「学習院馬術130年記念アルバム」には、天皇ご一家が馬術部OBと騎馬打毬に興じられた折の映像、各世代の競技優勝時の勇姿、目白の馬場でのボランティア活動「馬とふれあう会」の様子、合宿風景なども収録され、馬術部が重ねてきた歴史の長さを改めて感じさせるものでした。
閉会にあたり、主将の「伝統ある馬術部を益々発展させることができるよう、努力します。」という言葉に桜鞍会一同も心強く思い、部の一層の飛躍を願って、懇親会は盛会のうちにお開きとなりました。

130周年を機に馬術部が寄贈した書籍・資料により、学習院大学史料館に「130周年記念 桜鞍会文庫」が新設されました。 どなたでもご利用になれます。 また馬場には登録有形文化財に指定された厩舎もございます。 可愛い馬がおりますので、皆様どうぞお立ち寄りください。