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第240回 月例会報告 『スカイツリー 余話』 鉢木 勇氏 (昭38経)

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平成27年3月12日開催

昭和38年、東武鉄道に入社、当初から沿線開発に携わっていたので、スカイツリー建設には最初から完成まで付き合うことになった。

平成15年当時、テレビの電波障害が深刻な問題となっており、大手テレビ5社は東京タワーより、より高い位置から電波を発信する必要に迫られ、デジタル化に合わせて新タワーの建設計画を始めた。

名乗りを上げた予定地は当初16か所だったが、最終的に埼玉と墨田区の2か所に絞られた。結局収容力の差で墨田区に決まった。また、東京は西側(渋谷・新宿など)の繁栄に対し東側は取り残されていたので「レイジング イースト」の掛け声も後押しした。平成24年5月22日開業。現在は想定を上回る盛況である。このスカイツリーは、日本刀の「そり」や神社仏閣の「むくみ」などの伝統文化と現代の技術力を融合させた日本独自のものでその完成度の高さを世界に誇っている。 (根本 記)