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柔桜会、新会長からのご挨拶

juou_president学 習 院 柔 桜 会
会長 石井寅三郎(昭和36年経済学科卒)

柔道の創始者嘉納治五郎師範が明治15年(1882年・127年前)学習院に教師として奉職し、明治16年に教育の一環として柔道を正課に取り入れ、学校柔道の始まりとなりました。従って明治時代の柔道界に学習院柔道が少なからず影響を与えていた事実があります。私はその歴史、伝統の素晴らしさを大学柔道部に入部し初めて知りました。

特に師範が提唱された「自他共栄」精神と出会い、深い感銘を受けたことを今でも記憶に新しいところです。相手を敬い、助け合い、共に良い社会作りに貢献しよう。これぞ柔道の基本精神であり今の社会に必要なことであって百数十年経っても光輝いています。

長い歴史には栄枯盛衰がありましたが柔道を通じて人格を養う学習院の伝統をさらに立派に発展させていかなければなりません。しかし恵まれた環境にある学習院柔道でありますが、昨今部員数減少は現実の問題として捉えています。

柔桜会の行動目標の1つとして、部員増を計ることです。これからも一貫制学習院の強みを利用し中等科、高等科の部員を増やすこと、同時に学習院以外の高校より大学に入学し柔道部に入りたい方は大歓迎いたします。

指導面においては坂下誠柔道部師範(学習院高等科教諭)の指導よろしきを得て、柔道未経験者も大学入部後稽古に励み各大会にて活躍した選手は多くみられます。

学習院柔道部を育てていくため、関係各位のご協力を今まで以上にお願い申し上げる次第です。

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